身辺調査とは?調査でわかる項目8つとベストな結果を得るコツ

「結婚したいと子供が連れてきた相手に不安を感じる」「身元を確かめたい」と思うの親御さんは多いもの。

そんな時に「身辺調査をしよう」と思っても、普段は縁もゆかりもない探偵事務所。どういう調査があって、どんな価格が適正なのかもさっぱりわからない……というケースも。

そこでこの記事では、RCL探偵事務所に勤める現役の探偵が身辺調査の基本から探偵事務所を選ぶコツ、満足いく結果を得るために注意すべきポイントについてお話します。

1、身辺調査とは

身辺調査と言うと、どんなイメージを持っているでしょう。漠然と「調査対象者のことがわかる」と思っている方も多いかもしれませんね。

ここでは、身辺調査と他の調査の違い、なぜ身辺調査をする必要があるのかについてお話します。

(1)身辺調査と他の調査の違い

身辺調査とは、調査の対象となる人物の現在の動向や過去の経歴について調査することです。よく「浮気調査」と間違えている人がいますが、素行調査と身辺調査は別物です。

素行調査は現在の様子にだけ絞って調査をするので、調査対象の人物の経歴や学歴まではわかりません。身辺調査では、調査対象者の現在から現在に至る過程まで全てを調べます。

浮気調査のように目的を絞らない分、なにか身辺に問題があればあらゆる角度から浮上してくるのが身辺調査です。

(2)なぜ身辺調査が必要なの?

対象となる人物の過去から現在まで、全てを調べ上げてしまう身辺調査は、なぜ必要なのでしょう。誰しも人と知り合った時に、自分の動向や過去の経歴を告げた経験はあるでしょう。

企業ともなれば履歴書を提出しますし、結婚の挨拶では自分の身上を話します。そこに虚偽が紛れていなければいいのですが、一般の人がそれを見破るのは難しいでしょう。

例えば、企業の場合は産業スパイが紛れ込んでいる可能性があります。また、退職理由などを偽り、過去に企業とトラブルを起こした経緯があったとしても、履歴書からはわかりませんね。

結婚まではギャンブル好きなことや借金を隠していて、入籍してから発覚するというケースもあります。

一旦雇い入れた人を解雇するのは企業にとっても制約があり簡単にはできませんし、離婚をするのも容易ではありません。そういった未来の被害を防ぐために、身辺調査が必要なのです。

(3)身辺調査をする人は?

身辺調査をする人は、どんな人なのでしょう。企業で言えば人事担当が多く、結婚のための身辺調査では、本人よりも両親、祖父母など血縁関係の人が多い傾向にあります。

また、訴訟に際し、相手の住所氏名がわからないため身辺調査を依頼する人もいます。

時折「ストーカーがストーカー対象者のことを身辺調査しようとしたらどうするの?」という質問もありますが、探偵事務所では調査目的を必ず聞き取るようにしています。

もちろん正直に「ストーキングのためです」というストーカーはいませんが、少しでも怪しいと感じたら断ることはできます。

様々な人物と対面しているからこそできる判断で、被害を未然に防いでいるのです。

2、身辺調査でわかること

(1)身辺調査でわかること

身辺調査でわかることは多岐に渡りますが、具体的にはどんなことがわかるのでしょうか。ここでは、具体的な項目について触れていきます。

①住所、氏名、生年月日

調査対象者の基本とも言える項目です。日本では裁判や調停を起こす際、相手の住所氏名が必要になります。

「浮気相手の顔はわかるけど、住所氏名はわからない」という場合、訴状を作るためにもこの項目は必須です。

②職歴、学歴

現在の勤務先や過去の職歴、学歴についてもわかります。

結婚目的の身辺調査でよくあるのが付き合いが浅い時期につい見栄をはって職歴や学歴について嘘をつき、その後修正するタイミングを逃すパターンです。

就職の際の身辺調査では、中退だったのに卒業となっていたり、退職理由を偽っているケースもあります。

③離婚歴

現在結婚しているかどうか、離婚の経験があるかどうかもわかります。離婚している場合には、本当の離婚原因まで調査します。

プロポーズされたから身辺調査をしたら、実は結婚していたというケースや本人が言ってた離婚原因とは全く違う理由だったというケースもあります。

本人の申告だけでは確認しづらい項目なので、結婚目的の調査の際によく扱われる項目です。

④経済関係

現在の収入や財産についてもわかります。また、キャバクラ通いやパチンコ通い、借金などの負の財産はないか、普段の金遣いはどうかといった面も調査します。

⑤交友関係や家族構成

「朱に交われば赤くなる」という言葉がある通り、交友関係は人格を形成する上で非常に重要です。

そういった観点から、男女関係なく調査します。この過程で浮気が発覚することもめずらしくありません。また、家族構成や家族・親族に問題のある人物はいないかという点も調査します。

⑥趣味嗜好

調査対象者がどんな嗜好を持ち、どんな趣味を持っているのかを調査します。過剰に費用のかかる趣味を持っていないか、人に言えない趣味を持っていないかなどです。

ドールやサーフィン、熱帯魚や古書収集など、趣味はこだわれば費用がかかるものですが、通常の人は自分の収入の中で許される範囲内で楽しんでいます。

逸脱していれば、立派過ぎる水槽やサーフボードなど目に見える形で確認できますので、そういったことも調査していきます。

⑦宗教・政治団体との関わり

宗教や政治団体との関係も調べます。「親戚づきあいで名簿には名前があるけど、実際は関与していない」というケースでも、活動の実態を探れば、事実と異なるかどうかがわかります。

(2)結果の信憑性はどうやってわかる?

多岐に渡る項目が明らかになる身辺調査。しかし中には「本当に調査したの?」と疑念に思う方がいるのも事実です。探偵事務所では探偵業法にのっとって身辺調査を行っています。

そのため、一般の人には難しい調査でも、合法的に知ることができるのです。もし調査内容に納得のいかない点があったら、探偵事務所に聞いてみるといいでしょう。

誠実な探偵事務所ならば、なぜそんな結果になったのか、どういった調査方法を用いた結果かを教えてくれます。

3、身辺調査をしたいと思ったら

これまでは、身辺調査の必要性と、身辺調査でわかる内容についてお話してきました。実際に「身辺調査をしたい!」と思った時、どういった手順で申し込めばいいのでしょう。

具体的な手順とベストな調査結果を得るためのコツについてお話します。

(1)身辺調査の手順

身辺調査をしようと思ったら、まずは探偵事務所に依頼をかけます。最近では、無料相談や見積もりをやっているところが多いので、数社試してみるといいでしょう。

対応や調査内容、金額に納得がいったら、調査が開始されます。調査期間が終わったら、調査報告書をもらい、費用を支払います。

探偵事務所によって、調査が成功にかかわらず報酬が必要であったり、完全成功報酬制であったりするので、事前に確認しておきましょう。

(2)ベストな調査結果を得るためのコツ

ベストな調査結果を得たいと思ったら、まずは信頼できる探偵事務所を選ぶのが大切です。

悪質な探偵事務所に引っかかっては、調査結果の信憑性がなくなるばかりか、納得のいかない料金を請求されかねません。ここでは、信頼できる探偵事務所を選ぶコツについてお話します。

①事務所内に探偵業届出証明書が提示されている

探偵事務所を立ち上げるには、公安委員会に届出を提出しなければなりません。この届出をきちんと出したという証明が「探偵業届出証明書」です。

この探偵業届出証明書は、事務所内のわかりやすいところに提示するよう義務付けられています。事務所に訪れた際探偵業出証明書がわかりやすいところにあるかどうか、確認してみましょう。

②料金体系がわかりやすい

探偵事務所で掲げる料金の設定は、各探偵事務所が決定してよいことになっています。そのため、同じ調査内容であっても、調査料金は探偵事務所によって違います。

最初に見積もりを取ってから調査に入りますが、この時着手金が必要な探偵事務所もあります。調査に際し、どういった項目でどんな費用がかかるのか、きちんと確認しておきましょう。

③わからないところはきちんと答えてくれる

日常生活で探偵事務所と関わる人というのは稀です。

全く未知の世界に飛び込んだ依頼者に対し、「任せてください」としか言わない探偵事務所とわからないところを説明してくれる探偵事務所とではどちらが信用できるでしょうか。

きちんと説明してくれる探偵事務所を選びましょう。

④フィーリングがあう

料金やサービスに差がない探偵事務所の場合、最終的には依頼者であるあなたと調査員とのフィーリングが決定のポイントとなります。

「理由は上手く言えないけど、なんだか合わないな」ということもありますよね。身辺調査の調査料金は決して安価とは言えません。

不快な思いをする前に、自分にあった探偵事務所を選びましょう。

(3)身辺調査の費用を抑えるためのポイントは?

身辺調査に限らず、調査をするにあたって、可能な限り費用を安くしたいと思うのは当然でしょう。ここでは、身辺調査の費用を抑えるためのポイントについてお話します。

①持っているだけの情報を渡す

調査対象になっている人物について、持っている限りの情報を渡しましょう。例えば、住所や名前、車の車種やナンバー、通勤に使っている電車や時間帯などです。

白紙ベースから調査するのと違って、こういった情報があった方が調査期間の短縮に繋がり、結果的に費用が安く済むケースもあります。

②項目を絞る

身辺調査にはいろいろな項目があります。例えば、訴状を作るために住所・氏名は必要だけど、思想や主義まで知る必要はありませんよね。

そんな風に自分が必要な項目を絞って調査を依頼すれば、全ての項目を調べるよりコストを減らせます。自分がなんの目的で身辺調査をして、何が知りたいのかをよく考えましょう。

4、調査結果で嘘がわかったら

調査の結果、本人の申告とは違った実情が発覚するケースもあります。結婚前の身辺調査である場合、大切なのは「なぜ嘘をついたのか知ること」です。

近年ではSNS経由での出会いも多く、最初に経歴を偽ったために本当のことを告げるタイミングを逃しているケースもあります。

依頼者が警戒したように、調査対象者も警戒していたかもしれないのです。むやみに責める前に、まずは事情を聞きましょう。

5、自分が身辺調査をされていたら

身辺調査は基本的に調査対象者に対して内密で行われます。しかし、何かのきっかけで「自分が身辺調査をされている」あるいは「されてた」と気付くケースもあります。

結婚目的の身辺調査では、依頼者本人が明かしてしまうケースも後を絶ちません。

(1)調査期間中に気付いた場合

調査員が調査対象者に気付かれることはほとんどありませんが、経験の浅い探偵に依頼してしまった場合、本人が気づくことがあります。

この場合、「調査をやめてほしい」と調査対象者に言われたら、調査員は調査を続行することができません。

(2)調査終了後に気付いた場合

「自分が身辺調査されていた」と知った場合、平穏な気持ちでいられる人はごく少数です。「疑われた!」と憤慨する人がほとんどでしょう。

しかし、身辺調査の性質上、依頼する方たちは疑ってかかっているというよりは「これから良い関係を築きたいから、それに足る人物なのか知りたい」というケースがほとんどです。

「浮気をしているに決まっているから、証拠を取りたい」という黒前提の浮気調査とはそこが違います。

結婚相手にしろ、就職希望者にしろ、それまで縁のなかった相手と縁を結びたいと思ったからこそ調べています。そういった観点から見て、心を落ち着けてみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?今回は身辺調査と他の調査との違い、わかる項目と依頼のコツについてお話させていただきました。

さまざまな理由でされる身辺調査。この記事が、あなたと調査対象者の新しい縁のきっかけになれば幸いです。