「あの人に会いたい!」人探しの方法3つと探し当てるためのコツ

人探し

「父危篤 すぐ帰れ 姉」、昔、新聞の片すみに、こんな広告を見たことはありませんか?

以前はこれでも連絡がつくことがあったものですが、現在では、行方もわからなくなった家族や恩師、知人、友人、初恋の人に、「どうしてももう一度会いたい!」と思った時、あるいは「見つからないと遺産相続ができない!」など会わなければならない事情がある時、居場所もわからない相手を探すにはどうすればいいのでしょうか?

今回は、行方が分からなくなってしまった人を探す時に知っておきたい知識と自分でできること、業者に依頼する時のポイントについてお話しします。

行方不明になった人を見つけ、あなたの目的を果たす参考になれば幸いです。

1、人探しとは

(1)年間8万人を超える行方不明者

警視庁が平成28年に発表した「平成27年中における行方不明者の状況」(https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/fumei/H27yukuehumeisha.pdf)によると、平成27年に行方不明になった人の数は82,035人。

近年では毎年8万人前後の行方不明者が出ているそうです。これは警察が届を受理した数だけですので、実際はこの2倍以上、毎年発生しているといわれています。

この膨大な数の行方不明者から、自分が望む相手の居場所を探し出すのが人探しです。

(2)行方不明者が見つかるリミットは?

同資料によると、行方不明者が発見されるのは受理当日〜1週間以内が最も多く、8日目を過ぎるとガクンと数値が下がるのがわかります。

出典:https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/fumei/H27yukuehumeisha.pdf

行方不明になった人を探すには、初期の捜査スピードが大切だと言われています。

2、自分でできる人探し

(1)心当たりを探す

いなくなったことに気づいたら、まずは心当たりを探しましょう。よく行っていた場所やお気に入りの場所、それから「行ってみたい」と言っていた場所などです。

近所の人に見かけたら声をかけてもらうようお願いもしておきましょう。

(2)警察に届けを出す

それでも見つからない場合、警察に行方不明の届けを出したほうがいいでしょう。

警察は何もしてくれないからと届け出をされない方もいらっしゃいますが、事故や事件に巻き込まれた場合はもちろんですが、届け出をしていた場合免許の更新などに訪れた場合など更新手続きをしたことを知らせてくれたり、失踪者に家族から届け出が出ていることを伝えてくれたりもありますので、届け出は出すことをお勧めします。

これまで家族しか提出できない「行方不明者届」でしたが、平成22年(2010年)の法改正により、社会的にその対象者と密接な関係があると認められた人であれば「行方不明者届」を提出することができるようになりました。

密接な関係がある人とは、たとえば同居者、雇用主、そして成年後見人などが挙げられます。

提出時には、あなたの身分証明書の提出と印鑑も必要です。詳しくは最寄りの警察署に相談してみるとよいでしょう。

警視庁 行方不明者の相談

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/sodan/madoguchi/missing/info.html

<行方不明者届を提出するのに必要なもの>

  • 行方不明者の情報
  • 氏名
  • 本籍地、現住所
  • 生年月日
  • 職業(勤務先、在籍している教育機関など)
  • 行方がわからなくなった日時と服装
  • 考えられる理由
  • 精神疾患の有無、病歴
  • 写真数枚(顔、背格好がわかるようにアップや全身のもの)
  • その他、本人を特定する情報(学歴、趣味嗜好、利き手など)

(3)公的サイトをチェックする

認知症を患った高齢者の場合、身元不明のまま施設に保護されているケースもあります。

自治体によっては、保護した高齢者の情報を公開していますので、該当する場合にはチェックしてみましょう。

厚生労働省・身元不明の認知症高齢者等に関する特設サイト

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000052978.html

警視庁では身元不明な遺体の特徴も公開されています。

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/sodan/madoguchi/fumei/index.html

(4)インターネット、SNSを使用する

インターネットが発達した現代では、FacebookなどのSNSを利用して人探しをすることも可能です。

Facebook

探したい相手の名前を検索すると、相手のページや関連した人物がヒットする可能性があります。

Twitter

探したい相手の名前を検索すると、全国の同姓同名リストが出てきます。ただし、本名とは限らないので注意しましょう。また、「この人を探している」と情報を募ることで、有効な情報が手にはいる可能性があります。

LINE

探したい相手の電話番号やメールアドレスを入力してみましょう。たとえ相手が電話番号やメールアドレスを変更していても、LINEへの登録が古いままだった場合、ともだち欄に出てきます。

また、既読マークがつけば無事の確認ができるのもLINEメリットです。

(5)インターネットで人探しをする時に注意したいこと

①行方不明になった人の個人情報を漏らさない

インターネットで人探しをする時に注意したいのは、「探している人物の個人情報を漏らさないこと」です。写真や本名を全て掲載することは避けましょう。

誰もが目にできるインターネット上では「○×県出身で今年○歳になるAさん」程度に留め、情報をくれた人とのダイレクトなやり取りで本人かどうかを見定めましょう。

また、尋ね人が自分の知人の場合、探している人にその知人の情報を伝えるのではなく、当人に知らせた方が無難です。実際に人探しを装ったストーカーに情報を渡してしまった事件もあります。

自分が何のために探しているのかもきちんと伝えた上で相手の判断を仰ぎましょう。

②行方不明者捜索掲示板の利用は避ける

インターネットの中には、行方不明になった人たちの情報を募る掲示板もあります。

こちらの身分を明かすことなく、無料で情報が得られて便利ですが、確実な情報を掴むためには、どうしても行方不明になった人の個人情報を書き込まざるをえません。

また、情報の信ぴょう性も確実とは言えないため、利用は避けたほうが賢明でしょう。

(4)アプリを使う

行方不明になった人が以前から使っていたスマホを持ったままだった場合、アプリを使った人探しもできます。

iCloud

iPhoneに最初からインストールされているiCloudは、設定によっては現在の居場所を探すこともできます。

「位置情報」「iPhoneを探す」の両方がオンになっていれば、パソコン上でiPhoneの現在位置がわかるのです。

行方不明になった人が使っているのがiPhoneであれば、iCloud上で探してみてもいいでしょう。

LINE HERE

探したい相手とあなたのスマホにLINE HEREをインストールしていた場合、相手の現在位置を知ることができます。

3、プロに頼む

自分で探す方法をご紹介しましたが、そうはいっても個人情報保護法やプライバシー保護が厳格なっている現代社会では、素人が調べるにも限界があります。

また働いていたり、子どもの世話、介護など日常生活に追われ、自分で動くための時間がない方も多いのではないでしょうか?そうした時はプロにお願いするというのが一番効率的で、望む結果を得られる可能性が高いでしょう。

ここでは、プロに人探しをお願いする際のポイントをご紹介しましょう。

(1)プロに頼むタイミング

「いつか自分で帰ってきてほしい」「警察に頼んだのだから大丈夫」と思うのが待つ側の心情です。

ですが、行方不明者の捜索では、行方不明になってからいかに早く捜索するかが鍵になってきます。

出典:http://rcl-tantei.com/lp/iede/

実際にRCL探偵事務所で手がけている行方不明者の捜索でも、日数が経てば経つほど解決率が低くなってしまいます。

また、調査開始が遅れれば遅れるほど、生死にまつわるリスクや犯罪に巻き込まれる可能性が高まるかもしれません。

「まだ大丈夫」ではなく、「いなくなったらすぐ」取り組むのが行方不明者を捜すコツです。

(2)依頼時に必要な情報

調査対象の情報は基本的に下記のような情報の提出が求められます。一つでも多く提供できるよう準備して、相談にいくといいでしょう。

  • 氏名
  • 本籍地、現住所
  • 生年月日
  • 職業(勤務先、在籍している教育機関など)
  • 行方がわからなくなった日時と服装
  • 考えられる理由
  • 精神疾患の有無、病歴
  • 車がある場合、その車種、ナンバー
  • 写真数枚(顔、背格好がわかるようにアップや全身のもの)
  • その他、本人を特定する情報(学歴、趣味嗜好、利き手など)

(3)費用と期間

費用は、事務所によって料金設定が異なりますが、大きく分けると次の3つとなるところが多いです。

  • 基本料(着手金)+成功報酬
  • 時間料金制(実際に稼働した時間で金額を決める)+経費
  • パック料金制(時間料金に経費が含まれているタイプ)

調査は人の力を頼りにするため、その性質から、主に人件費がそのほとんどを占めているといっても過言ではありません。

他社と比較して、あまり安すぎる料金が提示されているところは、その他請求されることがあるかどうか、必ず確認しましょう。

また期間は、約2週間を目安にしているところが多いようです。

調査の対象となる人に関して提供された情報量や、調査を依頼する理由によって、調査の難易度が変わるため費用が大きく変動します。

調査依頼時には、ほんの些細な事でもいいので、ひとつでも多く調査の鍵となる情報を伝えましょう。

(4)探偵事務所を選ぶポイント

インターネット上の情報は玉石混交。

ホームページをみて、思い切って調査依頼をしたに関わらず、思ったような良い結果が得られるどころか、残念ながら探偵事務所と金銭トラブルになるケースが後を絶ちません。

信頼できる探偵事務所を選ぶために、チェックすべきポイントは何でしょうか?

大切なことは3つ。「実績」と「全国に拠点があるか?」「調査方法を明確に教えてくれるか」ということです。

①実績

探偵事務所では、行方不明になった人の捜索だけではなく、様々な仕事をしています。そのため、調査内容によっては得意不得意があります。

そのため、行方不明になった人をどれだけ見つけたことがあるのか、実績を確認しましょう。創業年、人探しの実績数、そして調査をする担当者のキャリアを聞いてみるとよいでしょう。

②全国に拠点がある

行方をくらませた理由にもよりますが、行方不明になった人がそれまで住んでいた土地にずっと居続けることは考えにくいことが多いです。

元いた土地にいれば見つかる可能性が高くなるためです。そのため、他の場所に移る可能性が高く、そう言った意味で全国に拠点がある探偵事務所の方が機動力を発揮しやすいと言えます。

また、地元に土地勘がある場合とない場合とでは調査の精度も変わってきます。例えばあなたが関東に住んでいて近所の事務所に依頼したとします。

あなたが探してほしい人が北海道にいるのではないかと推定された場合、調査員を派遣するわけですが、多くの探偵社の場合、関東から北海道へいく経費はあなたが負担することになる場合が多いです。

その点、全国に拠点がある事務所であれば、あなたが支払う調査費用も抑えられる可能性があるということです。

③調査方法を教えてくれる

浮気調査や素行調査などと調査方法が大きく異なり、組織力とデータ分析力、プロファイリング力がものをいう調査になります。

ノウハウを持っている探偵事務所は行方不明者を捜すために、具体的にどんな調査方法をするのか教えてくれます。これは、「カラ調査」を防ぐために必要なことです。

悪質な探偵事務所では「調べましたが、分かりませんでした。」と、実際になにも調査をしていないのに調査費用を請求してくるケースもあります。

ですので、どのように調査したのか、経緯を教えてくれる事務所を選びましょう。

また違法な方法で調査を強行する事務所もあり、事件として立件されたら、依頼したあなたが悪者になってしまいます。この点からも調査方法を確認することは大切です。

人探しの調査を依頼する事務所は安易に選ばずに、慎重になりましょう。

④事務所内に「探偵業届出証明書」がある

探偵事務所を構えるには、公安委員会に届出書を提出し、探偵業届出証明書を発行してもらう必要があります。

そして、この探偵業届出証明書は、事務所内の見やすいところに提示するよう義務付けられています。

この探偵業届出証明書が事務所内の見やすいところにある探偵事務所は法律を守っているといえるでしょう。

まとめ

いかがですか?今回は人探しをする際に知っておきたいことと自分で探す時のポイント、探偵事務所に依頼する時のコツについてお話しさせていただきました。

行方不明になる理由は様々ですが、探す理由も様々です。この記事が、あなたが探している人を見つける手助けになれば幸いです。