夫の浮気で別居した時のメリットデメリット8つ

※本記事は宗万恵行が監修しています。

夫の浮気が発覚し、衝動的に別居するのはよくある話です。
しかし、別居の仕方も間違えば後々不利になりかねません。

この記事では、夫の浮気が発覚して別居する時のメリットデメリット、別居する時に忘れてはいけないことや具体的な方法についてお話しします。

浮気をしたのは夫なのに、別居の方法が悪くて親権や離婚で不利になることは避けたいですよね。
この記事を参考に正しい知識を身につけ、後悔のない別居をしてください。

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1、浮気が原因で別居するメリット

「夫が浮気した!」と怒りのままにカバンを掴み、実家あるいはホテルに直行するというのは、ドラマでもよくありますね。

怒りの対象から離れることは、メリットがたくさんあります。
まずは、夫の浮気が原因で別居した時のメリットについてご紹介いたします。

(1)頭を冷やす時間ができる

別居の最大のメリットは、心を落ち着ける時間を作れることです。
浮気した夫の顔を見るだけでも腹が立つのに、同居して夫の世話までしていては気持ちが落ち着く暇もありません。

別居すれば、夫から離れることができるので、冷静に現状を見つめることができます。
夫が浮気をしたという事実を受け止めた上で、この先自分がどうしたいのか考えられるようになるのです。

(2)経済的な不安がない

離婚と違い、別居では夫婦関係は継続しているため、相互に扶助義務が生じます。
これは、法律で決まっていることで、夫婦には互いに助け合い、それぞれの生活レベルを同一にする必要があるのです。

別居中には夫に婚姻費用を請求することができるため、経済的な不安を抱えなくて済みます。
とはいえ、婚姻費用は収入に見合った額になるので、これまでの生活費が丸ごともらえる訳ではないと知っておきましょう。

(3)夫以外の家族に気を配れる

浮気をされると、どうしても夫の動向に意識が行きがちで、他の家族への配慮が足りなくなることがあります。

ですが、別居をすれば、夫の世話をしなくて済む上に、いちいち「帰りが遅い」と気にする必要も無くなります。
その分、子供などのケアに時間を避けるのです。

(4)やり直すことができる

別居の最大のメリットは、再構築がしやすいという点です。
離婚問題となると二人とも別れる方にばかり意識が行きがちですが、別居であれば「戻ってくる」という意識が働きます。

二人の関係性をもう一度考え直すチャンスにもなりますので、再構築の可能性を残すことができます。


2、浮気が原因で別居するデメリット

浮気が原因で別居する場合、メリットだけではありません。
別居するとどのような点で不利になるのかも知っておきましょう。

(1)夫に自由な時間を与えてしまう

浮気が原因で別居する際の最大のデメリットは、夫に自由な時間を与えてしまうという点です。
妻がいなくなったのに、これ幸いと浮気に勤しむ可能性があるからです。

他の理由ならばともかく、浮気が原因で別居する場合には、夫がさらに浮気に走るかもしれないと覚悟しておきましょう。

(2)離婚の準備と見なされる恐れ

別居は、夫婦関係の破綻の証と見なされることがあります。
あなた自身にそんなつもりはないのに、「別居したいのは離婚の意思表示だった」とされてしまう可能性もあります。

また、先に浮気の証拠を確保しておかないと、「浮気をしたのは別居してから」と言い張られては夫の責任を問えなくなります。

同居している間から浮気をしていた証拠を押さえておきましょう。

(3)母子家庭・ひとり親への援助が受けられない

お子さんがいて、別居期間が長引いた場合、本来母子家庭ならば受けられる自治体の支援が受けられません。
実態はひとり親と状況が変わらないのに、援助が受けられない分損をします。

(4)すぐに再婚ができない

夫以外の男性に好意を持っても、別居は離婚ではないため、すぐに再婚することはできません。
まずは夫との離婚が先となります。


3、別居する前に知っておきたいこと

別居する際には、実はいくつかルールがあることをご存知でしたか?
法律で夫婦は相互に助け合う義務が課されているので、一方的に出て行ったり、貯金を勝手に使うと不利になりかねません。

別居は、それまで「家族だからいい」と暗黙のうちに了解しあっていたことを覆す行為です。
自分が不利にならないよう、別居に関するルールを知っておきましょう。

(1)離婚を前提とした別居には相手の同意が必要

別居の際、すでに離婚を意識している場合には、「別居してもいい」という夫の同意が必要です。
夫が頑なに同意しない場合には、「別居します」という書き置きを残しておきましょう。

(2)子供は勝手に連れて行ける?

別居の際、気になるのは、子供を連れて行くべきか置いて行くべきかという点です。
将来、親権が欲しいのであれば絶対に子供と離れてはいけません。

また、別居によって子供の環境が大幅に変わることのないよう、配慮が必要です。
また、子供の面倒をそれまで誰が見ていたのかもよく考えて、子供が不利益を被ることのないように判断しましょう。

(3)生活費はもらえる?

別居をしても夫婦である限りは、生活費として「婚姻費用」を夫に請求できます。
婚姻費用は夫婦それぞれの収入を加味して決定されます。

例えば、夫婦ともに共働きで収入に差異がなければ婚姻費用はほとんど発生しませんし、会社員の夫と専業主婦の妻では夫側に婚姻費用の支払いの義務が生じます。

婚姻費用の目安は裁判所のホームページから確認できます。
裁判所 婚姻費用算定表

(4)二人の貯金は使っていい?

別居する際には引っ越し代などでお金がかかります。
ボストンバッグ一つで実家に帰る場合は別ですが、新居の手配や家具代、一時避難先のホテル代などです。

この時、夫婦共通の貯金を使うと、のちに請求される可能性があります。
「二人のための貯金なのに!」と釈然としないかもしれませんが、夫婦の貯金には手をつけないようにしておきましょう。

(5)郵便物の転送届を忘れずに

一時的な別居ならばともかく、ある程度長期に渡りそうな場合には、速やかに郵便物の転送届を出しましょう。

郵便物の転送届は、受理されてから転送されるようになるまで1週間程度かかります。
別居を決めたら早めに出しておいた方がいいでしょう。

(6)住民票は移動すべき?

別居をした時に気になるのが「住民票は移した方がいいの?」という点です。
どういった点に気をつけて判断すればいいのかをご紹介します。

①短期間の別居ならば不要

いずれ帰る気持ちがあっての別居で、数日程度の短期間であれば、住民票の移動は必要ありません。
かえって手続きが煩雑になってしまうので、そのままでいいでしょう。

しかし、最初は短期間のつもりが、夫との話し合いがこじれて「いつ戻れるのかわからない」「もう戻りたくない」と長期化の気配を見せたら、提出する必要があるかもしれません。

②住民票を移動しないと起きるデメリットは?

・子供がスムーズに転校できない

学校の転校手続きには住民票が必要です。
子供がいて、転校を視野に入れている場合には速やかに住民票を移動させましょう。

・「転送不要」の郵便物が受け取れない

郵便物の転送手続きでほとんどの郵便物は受け取れますが、住民票を移動しないと「転送不要」となる重要な郵便物が受け取れなくなってしまいます。

確定申告や年末調整の際に夫の協力がなければ手続きできないという事態になりかねません。

・金融機関などの住民票が必要な手続きができない

身分証明として、手続きの際に住民票の提出を求められることがあります。
その際に、住民票が旧住所のままだと手続きがスムーズに進みません。

(7)別居先は夫に知らせるべき?

居場所がすぐにわかる実家ならばともかく、新しい住処を選んだ場合、「別居先を夫に知らせたくない」と考える女性は多くいます。

ですが、まだ夫婦である以上、住居を知らせる必要があります。
「勝手に出ていった、新住所も知らない」となると、悪意の遺棄と取られかねません。


4、旦那が別居を言い出したら?

「彼女と一緒になるから、お前は出て行け」と開き直った夫に言われることもあります。
が、その家は結婚前から夫個人が所有していたものでない限り、夫婦の共有財産ですので、応じる必要はありません。


5、別居中にまた浮気が発覚したら?

別居して再構築を考えていたのに、再び夫の浮気が発覚した場合、相手が誰かによって対応が違います。
別居は夫婦破綻の証と見られることが多いため、別居中の浮気は咎められない傾向にあります。

夫が浮気した相手が、新しい女性であったなら、不問になる可能性が高いのです。

しかし、夫の浮気相手が別居のきっかけを作った女性であれば、その悪質さを問うことができます。
探偵に依頼するなどして、浮気の証拠を集めましょう。


まとめ

今回は夫の浮気で別居を考えた時に知っておきたい知識についてお話ししました。

別居と一口に言ってもごく短期間なのか、夫の頭が冷えるまでなのか、離婚したいのかですべき手続きが変わります。
いずれにしても、自分が不利とならないよう、この記事を参考にしてください。

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