興信所による身元調査でどこまでわかる?調査方法と費用を安くするコツ

調査

このページを開いたあなたには、今、身元を調べたい相手がいますね。

興信所に身元調査を依頼して、満足する結果を得るためには、知っておくべきコツがあるのをご存知でしょうか?知らないまま闇雲に依頼をすると、納得のいかない調査結果にもなりかねません。

「娘の結婚相手がどんな人物か確かめたい」

「遺産の相続に関して、相続人と連絡を取りたい」

「家出した息子の行方を知りたい」

興信所に身元調査を依頼する方々は、様々な事情を抱えています。早急に問題を解決するためにも、確かな調査結果が求められるのです。

そこでこの記事では、実際に数多くの身元調査をこなしてきたRCL探偵事務所の探偵が、興信所に身元調査を依頼する時に知っておくべきポイントについてお話しします。

身元調査でわかること、それで問題は解決するのか、身元調査をすべきケースや信頼できる興信所の選び方など、「興信所に身元調査を依頼したい」と思った時に知っておくべきポイントをどこよりもわかりやすく丁寧に解説しています。

この記事を参考にして、ぜひ満足する調査結果を手に入れてください。

目次

1、興信所による身元調査でわかること

そもそも身元調査でどんなことがわかるのかご存知ですか?「よく知らないけど、なんでもわかるらしい」というイメージを抱いている方も多いですね。

ここでは、興信所による身元調査でわかることを具体的にご紹介いたします。

(1)住所・氏名

調査対象となる人物が現在住んでいるのはどこか、そして、本名は何かを明らかにします。

「名前ぐらい知っている」と思うかもしれませんが、SNS経由などで出会った場合、本名を名乗っていないケースも珍しくありません。

(2)学歴や職歴

最終学歴だけではなく、それまでの学歴も調べられます。本当に卒業したのか、中退ではなかったのかもです。職歴も同様に調べます。

さらに勤務態度に問題はなかったか、退職理由は事実なのかまで明らかになります。

(3)資産状況など

現在の収入や資産の状況、そしてギャンブルの有無なども調査されます。プラスの資産だけではなく、借金や負債といったマイナスの資産、破産経験の有無に関しても確認されます。

(4)その他のこと

その他にも身元調査でわかることはたくさんあります。どんなことがわかるのか、詳しくみていきましょう。

①家族構成

家族は何人にて、それぞれどんな人物なのか、素行に問題のある人物はいないかという点も調査できます。

②婚姻歴

結婚していた経験があるか、また、離婚しているのならば原因は何かについて調査します。離婚原因を本人が偽っていても、周囲からの聞き取りなどで明らかにできます。

③普段の素行や交友関係

普段、どんな場所に立ち寄ってどんな人物と交流を持っているのかを男女や年齢関係なしに調査します。浮気をしている場合には、この調査で明らかになります。

④趣味嗜好

人には誰しも趣味や嗜好があります。通常は余暇の範囲内で済ましますが、そうではない場合や財が傾くまで没頭するのは少し考えものですね。そういった趣味嗜好がないかもチェックします。

⑤周囲の評判

普段の言動で周囲からどう思われているのかもわかります。本人の自己評価以外の客観的な声が聞けるので、調査対象となる人物がどんな人なのか知ることができます。

⑥宗教など特定の団体との付き合いの有無

宗教や政治団体などとの付き合いはないかも明らかにできます。

日本では信仰や思想の自由が認められているので、付き合いがあるからといって非難はできませんが、結婚前の身元調査では気にされる方も多いようです。

⑦犯罪歴の有無

取材によっては過去に犯罪を犯したことがないか、賞罰を受けたことがないかもわかります。犯罪歴は黙っていることが多いため、調査して初めて発覚するケースがよくあります。

2、興信所に身元調査の依頼があるケースは?

興信所に身元調査を頼みたい、と思っても、「本当にこの用件で頼んでいいの?」と悩んでしまう人もいます。

ここでは、実際にRCL探偵事務所が身元調査を依頼された理由についてご紹介します。

(1)結婚相手の素性を確かめたい

「今度結婚するけれど、相手の素性を確かめたい」という理由で身元調査を依頼する方は数多くいます。

結婚する本人だけではなく、両親や祖父母といった親族の方からの依頼も珍しくありません。

顔合わせの時の相手の言動に違和感を覚えたり、どうにも信用できない時に、将来への不安をなくすために依頼するケースが多いようです。

(2)浮気相手が誰だか知りたい

「夫や妻が浮気しているけど、相手が誰だかわからない」というケースです。

浮気した夫や妻が頑として相手のことを喋らないため業を煮やしたケースや、突然相手に慰謝料を請求してビックリさせたい場合などに依頼する方が多いようです。

日本では、訴状を送る際に相手の住所氏名が必要になります。ですので、「訴えたいけど相手が誰だかわからない」という場合には、浮気相手の身元調査をする必要があるのです。

(3)家出人を探したい

家出人を探したい場合に身元調査を利用することもあります。例えばよく似ているのに違う名前を名乗っているケースやどんな人物と交流があったか知りたい場合などです。

家出人を探す場合は、早ければ早いほど解決率が上がります。「家出だ」とわかったらすぐに依頼した方がいいでしょう。

 (4)遺産相続人を探したい

遺産相続に際し、相続資格を持っている人を探すのにも使えます。また、「婚外子が遺産の権利を主張しているが、本当に遺産相続の権利を持っているのか調べたい」といったケースも。

(5)自分の身内を探したい

若い頃に家出をしてそれきり疎遠だった実家がどうなっているのか知りたかったり、離婚した父母のうちどちらかに会いたい場合にも身元調査で調べることができます。

(6)内定者の身元を確認したい

企業が採用する人物に対して身元調査をするケースもあります。

これは、素行に問題がないか、ライバル企業との接触や産業スパイの可能性はないか、退職歴がある場合にはどんな原因で会社を辞めたのか、勤務態度に問題はなかったかを知るためです。

企業にとって、人材育成は多大な費用をかけたプロジェクトでもあります。そのため、問題のある人材を雇用する前に、本人の身元を確かめるのです。

(7)新しい取引先は本当に信用できるのか知りたい

新しい取引先を迎える際に、相手の資産状況や取引する人物の人柄について調べる企業が増えています。こちらも自社の損害を未然に防ぐための措置です。

(8)ストーカーの素性を知りたい

ストーカーの被害者がストーカーを訴えるために相手の素性を調べたいと思うケースです。

自分は一方的に情報を握られているのに、相手のことはまるでわからないというのはなんとも理不尽ですね。

こういう場合には、探偵は身元調査すると同時に、ストーキングの証拠を押さえることもあります。

3、興信所はどうやって身元調査している?方法は?

様々なことがわかる身元調査ですが、興信所は一体どうやって調査をしているのでしょう。ここでは、RCL探偵事務所の探偵が身元調査の方法についてお伝えします。

(1)取材(聞き回り)

学校や会社、近所の人など調査対象者の周囲にいる人間に対し、聞き込みを行います。警察OBのいる興信所なら、警察の聞き込みノウハウも持っているので、より安心できます。

 (2)尾行

尾行は興信所が行う調査の中でもオーソドックスな方法です。調査対象者の後をつけ、何時にどこに向かうのかといったタイムスケジュールを把握します。

通勤で使う路線や勤務先、立ち寄る店なども明らかになります。

 (3)お寺の過去帳

お寺の過去帳は、過去に葬式をあげた際の喪主や故人との関係、故人の死因、出席者などについて書かれています。

身元調査でお寺の過去帳を見ていたのは、まだ医療が発達していなかった時代に遺伝する病気での死因ではなかったかを知るためだったと言われています。

現在でもお寺によっては過去帳を継承して保管しているところもあります。が、閲覧に関してはプライベートな情報なので守秘義務を課しているお寺も多いようです。

4、興信所に身元調査の依頼をして相手にバレない?

身元調査をしようとして不安になるのが「調査をしていることが相手にバレてしまうのでは?」という疑念ですね。

本来、身元調査は「相手を信じられないからする」というより、「信じたいからする」という意味合いが強くあります。

結婚相手にしろ、取引先にしろ、内定者にしろ、「この先長い付き合いになるからこそ調べたい」のですから。そういった相手に調査をしていることがバレてしまっては、依頼者の利益になりませんよね。

そのため、興信所は調査に際し細心の注意を払っています。

例えば聞き込み。調査対象者の周りの人物に接触する際、探偵が身分を明かすことはありません。

また、「身元調査をしている」と告げることもないため、調査対象となる人物はもちろん、聞き込みされた本人にもこれが身元調査であると知られることはないので、安心してください。

5、興信所による身元調査の費用は?

興信所に身元調査を依頼する時に、気になるのは費用ですよね。

インターネットで検索しても、興信所が提示している料金はさまざま。一体何を基準に選べばいいのかもわからない人がほとんどです。

ここでは、興信所の料金の仕組みと考え方のポイントについてお話しします。

(1)実際に身辺調査をするといくらかかる?

身辺調査を依頼すると、具体的にいくらかかるのでしょう。実は、興信所の調査料金の設定は各社に委ねられているので、「相場」というものがありません。

ですから、興信所ごとに料金が違うのです。「じゃあ、安ければいいんだ!」と考えるのはちょっと待ってください。

どんな商品にも原価が存在するように、探偵事務所の調査料金にも元手がかかります。人件費だったり、機材だったり、調査に関わるものには費用が発生するのです。

中には赤字になるほど安い料金を掲げている探偵事務所もあります。

そういったところは、別名目で料金が加算されたり、実際の調査が最初に契約した内容と異なっているなどトラブルに発展することもあるようです。

費用の安さだけに飛びつかず、「なぜその値段なのか」に答えてくれる探偵事務所を選びましょう。

(2)ゴールが違えば費用が違う

同じ「身元調査」でも料金が違うことがあります。なぜなら、求める情報によって調査の難易度やかかる時間が違うからです。

例えば、結婚前の身辺調査で「住所、氏名、家族構成」だけわかればいいというケースと「交友関係や浮気の有無、過去の経歴まで全部洗って欲しい」というケースでは、調査にかかる時間が変わります。

興信所の費用は調査員に対する人件費が大幅な割合を占めているので、調査時間がかかればかかるほど、費用が高くなる傾向にあります。

(3)最初に料金は全て提示される

「身元調査にかかる時間なんて見当がつかない」と思われるかもしれませんが、ご安心ください。探偵業法では、調査を始める前に「調査の期間、調査の時間、かかる総費用」を依頼者に明示するよう義務付けられています。

つまり、「これだけの時間を使って調査して、費用は全部でいくらです」という情報は、調査開始前に明らかになるのです。

逆にこの提示をしない興信所は、探偵業法を守っていないか法的な知識に欠けているので、契約しないほうがいいでしょう。

(4)予算が少なくても調査をしてもらうコツ

「身元調査はしたいけれど、予算があまりない」というケースもありますよね。そんな時は、身元調査で知りたい項目を絞りましょう。

「なぜ身元調査をしたいのか」という目的を告げ、「そのために最低限知らなければならないこと」を調べてもらいます。

また、「いつも電車通勤をしていて、使っている路線はここ」など自分が知っている限りの情報を渡すことで、調査時間の短縮にもつながります。

また、興信所によってはローン会社と提携していたり、クレジットカードで支払いができるところもあります。予算がないからと諦めず、一度相談してみましょう。

6、信用できる興信所を選ぶポイント

身元調査を依頼する前に、興信所を選ばなくてはなりません。満足いく結果を得るためには、信頼できる興信所を選びたいですよね。

ここでは、興信所選びのポイントについてお話しします。

(1)タウンページに載っている

インターネットにはたくさんの興信所が載っています。ですが、中には実態のない悪質な興信所がある可能性も。

そういった興信所を選ばないようにするためには、タウンページを利用しましょう。タウンページに掲載されるには、NTTの審査をクリアする必要があります。

ですので、実態のない興信所や実績のない興信所は掲載されないのです。

(2)探偵業の届出を出している

日本で興信所を営むには、公安委員会に探偵業の届出を出さねばなりません。この届出を出した証が、「探偵業届出証明書」です。これがないと正式な興信所とは言えません。

この「探偵業届出証明書」に書かれている「探偵業届出証明番号」は各興信所のホームページで確認できます。この番号の記載がない興信所は避けたほうがいいでしょう。

(3)警察OBがいる

興信所に警察OBがいると、聞き込みなど警察の捜査方法のノウハウを共有できるので、捜査力が高くなります。

また、法を遵守していなければ警察OBとの連携はとれませんので、そういった意味でも安心できます。

(4)行政処分を受けていない

探偵業法に違反した調査をして行政処分を受けた興信所は、各都道府県警のホームページや電話で確認することができます。

依頼しようとしている興信所が過去に行政処分を受けていないかチェックしましょう。

<警視庁:探偵業法に基づく行政処分>

(5)電話対応が丁寧

電話の問い合わせに対して対応が丁寧かどうかもチェックしましょう。

質問に答えてくれるかも大切ですが、興信所の調査はそれぞれ内容が異なるため、一概に言えないことも数多くあります。

そのため、答えられない場合は理由をきちんと説明してくれる興信所を選びましょう。

(6)オフィスで面談できる

打ち合わせをする時は、面倒でも興信所へ足を運びましょう。オフィスがきちんとあるかの実態も知ることができますし、興信所の雰囲気も知ることができます。

また、探偵業届出証明書が事務所内にきちんと明示されているかどうか確認することで、本当に届出を出していたのか確認することもできます。

(7)アフターサービスが充実している

一昔前の興信所といえば、調査をしたらそれで終わりというケースが多くありました。しかし、サービスが進化している現代では、アフターサービスに力を入れる興信所が増えています。

調査終了後もカウンセリングを無料で使えたり、弁護士の紹介があったりなどです。サービスの内容は興信所によって違うので、ホームページをチェックしてみましょう。

7、身元調査は自分でできる?

身元調査を自分でやりたいと思った場合、やれるのでしょうか?もちろん、興信所に依頼した時ほどの精度ではありませんが、自分で調査することもできます。

具体的にどんな方法があるのかご紹介しましょう。

(1)自分で身元調査をするメリットとその方法

自分で身元調査をするメリットは、自分の目で確かめられることと費用を抑得られることです。得られる情報には限りがありますが、まず試してみてもいいでしょう。

①インターネットを使った調査

現在では、私生活をコミュニティーで公開している人も多いため、FacebookなどのSNSで調査対象となる人物の名前を検索してみましょう。

もし調査対象となる人物がアカウントを持っていたら、人となりや生活ぶりを知ることができます。また、インターネットを使った調査は、相手にバレることがないので安心です。

②卒業名簿を調べる

学歴を疑った場合には、相手が卒業した学校の卒業名簿を見ることで本当に在籍していたのかどうか知ることができます。

現在では、個人情報保護の観点から卒業者以外には見せないケースもありますが、図書館にある歴代のアルバムを閲覧できるケースもあります。

(2)自分で身元調査をするデメリットと回避策

自分で身元調査をした時の最大のデメリットは、「相手に調査をしていたことがバレて、信頼関係が破綻する」恐れが高いことです。

特に、相手にとって調べられて困るような点がない場合、調査をしたこと自体に怒りを覚えてしまい、謝罪自体を受け付けないことも珍しくありません。

婚約から破談に、取引を検討していたが取消に、という展開は避けたいですよね。そういった場合には、やはり興信所に頼むことをお勧めします。

相手の信頼を損なうことなく調査でき、必要な情報を得てくれるのはプロの探偵だけだからです。

まとめ

いかがでしたか?今回は、興信所を使った身元調査をする際に知っておくべきポイントについてお話ししました。

身元調査は扱う情報が繊細であり、調査していることがバレたら互いの信頼関係を損なう恐れもあります。メリットとデメリットを正しく把握し、悔いのない調査結果を得てください。