浮気の証拠って何?使える証拠の押さえ方と調べ方のコツ

浮気

パートナーが浮気をしている時、「まずは証拠の確保を」とよく言われますね。

実は証拠には使える証拠と使えない証拠があるのはご存知ですか?この記事では、交渉や法廷で役立つ証拠の押さえ方と調べ方のコツについてお話します。

1、なぜ証拠が必要なの?

そもそも、なぜ証拠が必要なのでしょう。「浮気をしていたら問い詰めればいいじゃない」と思う方もいるかもしれません。

ですが、証拠がないまま「浮気をした!」と言っても、「気のせい」「勘違い」と言われて終わることもあるのです。

また、あなたが既婚者である場合や結納を交わし婚約状態である場合、二人だけの話し合いでは終わらず、両家での話し合いや調停・法廷での話し合いが行われる可能性もあります。

そんな時、客観的な証拠があれば、浮気の有無から話し合う必要がなくなりますし、有利に話し合いを進めることができます。

2、裁判所でも使える証拠とは

浮気は、離婚の理由となります。あなたが本当のことを言っているのだと、客観的に証明するためにも証拠が必要です。

(1)肉体関係があったと証明する証拠

「肉体関係があった」あるいは「肉体関係があったと思われる」という証拠を提出する必要があります。

①ラブホテルへの出入り写真・ビデオ

ラブホテルへ出入りしている写真は、肉体関係があったと思わせる証拠として有効です。ですが、現代では誰もがパソコンでデータを加工できる時代です。

そのため、デジタルカメラの写真では加工がしやすいために、証拠として認められることはほとんどありません。フィルム式のカメラの写真にするようにしましょう。

また、「入ってすぐ出てきた」という場合も、行為に費やす時間がなかったとみなされる可能性があります。目安としては40分以上室内に滞在したという証明が必要です。

ラブホテルの出入りを押さえる際には、時間の記録もつくタイプのカメラで撮影したほうが良いでしょう。

②ラブホテルへの出入りを目撃しただけではダメ?

「二人が入るのを見た!」というあなたの証言だけでは、裁判所は虚偽か真実かの判断をつけることができません。

咄嗟に撮影できればいいのですが、アナログカメラを持っている人も少ないでしょうから、その場合はスマホなどで出入りするところを撮影しましょう。

デジタルデータですので、必ず採用されるとは限りませんが、ないよりはマシです。

③1回だけでの出入りでは不十分

「1回ホテルに行ったのだから浮気!」というのは、誰しも思うことでしょう。ですが、裁判所では「期間や回数」を重視して浮気の悪質さを決める傾向にあります。

また、1回限りの証拠では「魔が差してやっただけ。この1回きり」と言い訳されてはお終いです。複数回の証拠を集めましょう。

(2)メールやSNSでのやりとり

メールやSNSでのやりとりで「肉体関係があった」と明らかに思わせる発言は、証拠として有効です。

また、配偶者が浮気を認めた場合も有効で、「また会いたいね」や「大好き」といったワードがある場合、パートナーとの話し合いでは効力を発揮します。

(3)録音は有効?

自宅内にしかけた盗聴器で浮気相手との会話を録音した場合は、どうなるのでしょう。こちらも、編集が難しいアナログテープに録音した場合は有効になります。

デジタルデータは改ざんが簡単にできるので、裁判所では敬遠する傾向にあります。また、電話盗聴は法に抵触する可能性があります。

(4)その他の有効な証拠

「友達が浮気現場を見たと言っていた!」というようなケースもありますね。ここでは、その他の証拠についてお話します。

①友人・知人の証言

友人や知人、父母などの関係者や探偵事務所などの第三者の証言も採用されます。配偶者には言わなくとも、自分の友人には浮気していることを零す人も多いものです。

もし浮気の事実を知っている人がいれば、証言を頼みましょう。

②浮気相手からの手紙やプレゼント

浮気相手からの直筆の手紙やプレゼントも証拠としてみなされます。よくあるのがネクタイや指輪など日常で身に付けるものです。

買った覚えのないものを身に付けていないか、チェックしてみましょう。

③浮気を認めるメモや日記

パートナーの日記やメモに浮気相手とのことが書かれていた場合にも証拠として認められます。パートナーが日記をつけている場合には、こちらも確認してみるといいでしょう。

3、使える証拠はどうやって集める?

(1)レシートの内容に注目

ラブホテルのレシートや領収書が出てくればわかりやすいのですが、そうでなくともレシートは情報の宝庫です。

シティホテルに一人で泊まったはずなのにダブルの部屋だったり、普段行くことのないカップル向けのレストランのレシートが出てきたり、注文が二人分だったりなどです。

中には、赤ちゃんグッズのレシートが出てきて、浮気相手に子供がいることまで発覚したケースもあります。

スーツのポケットやゴミ箱にレシートがあったらさり気なくチェックしてみましょう。また、出張後の鞄も要チェックポイントです。不要な出費はなかったか、よく確認しましょう。

(2)相手の行動パターンを見極める

日記や記録をつけて、パートナーの行動パターンを探りましょう。家に戻る時間や出て行く時間、特定の曜日に残業をしていないかなどです。

例えば、今までは土曜日は休みだったのに「休日出勤が増えた」と出かけるようであれば、土曜日に浮気相手と会っている可能性もあります。

「水曜日は早帰りだったのに遅くなった」という場合も同様です。このようにして「パートナーがいつ相手と会っているのか」と見当をつけるのです。

①浮気相手といつ会っているのかわからない場合は?

自分が仕事で相手が専業主婦などで日中家にいる場合、相手の動向を掴むのが難しいケースもあります。そういう場合には、自分以外の第三者に確認をしてもらうのも手です。

友人や知人、あるいは探偵事務所に依頼するなどしましょう。

②浮気相手とどこで会っているのかわからない場合には?

会っている時間帯の目安がついても、どこで会っているのかわからない場合、必要になるのは尾行です。

自分で行ってもいいですし、友人や知人と連携してもいいでしょう。尾行には技術が必要になりますので、探偵事務所に依頼することも検討しましょう。

(3)浮気現場を押さえる

パートナーを尾行するなどして、浮気相手と会っている現場を押さえます。先ほどお伝えしたように、フィルムタイプのカメラで撮影をしましょう。

自分で証拠を集めるのが難しいと思った場合には、探偵事務所に依頼するのも手です。

4、これはNG!やってはいけない行為

「自分で証拠を集めよう!」と思うと、良かれと思ってやった行為が法に抵触する可能性があります。自分が法を犯さないよう、やってはいけない行為についてご紹介します。

(1)勝手にSNSにログインする

FacebookやLINEなど、ログイン時にパスワードを要求するサイトにパートナーに無断でログインすることは、法に触れる可能性があります。

また、ログインしたことがパートナーにバレれば、関係性の悪化はまぬがれません。

(2)相手のスマホに勝手にアプリをインストールする

浮気防止アプリは多数ありますが、勝手に相手のスマホにインストールする行為はお勧めできません。

現在の位置情報やメールの内容、通話時間を見られるのはプライバシーの侵害にあたる恐れがあります。パートナーのスマホにアプリを入れる時は、相手の了承をとってからにしましょう。

(3)証拠もないまま問い詰める

浮気がわかった瞬間に、カッとなって問い詰める人は少なくありません。証拠を押さえる前に問い詰めれば、相手は用心深くなり、浮気をより隠すようになります。

そうならないよう、浮気を問い詰めるのは十分な証拠を確保した後にしましょう。

5、探偵事務所に依頼するメリット

自分で証拠を掴むのが難しい場合には、探偵事務所に依頼することもできます。探偵事務所に依頼することでどんなメリットがあるのか見てみましょう。

(1)バレにくい

パートナーはあなたの顔を知っているのですから、尾行にも一苦労するものです。

まして、浮気が生活圏内で行われている場合、こっそりつけているのに誰かに声をかけられたら一巻の終わりですよね。

その点、探偵事務所の面々は近所の人やパートナーに顔を知られていないので、浮気調査をしているとバレることなく証拠を確保することができます。

(2)確実な証拠を掴める

昭和ならいざ知らず、この記事を書いている2017年現在、フィルム式のカメラを持っている家庭は珍しいのではないでしょうか。

それを用意するとなれば、出費がかさんでパートナーに怪しまれる結果にもなりかねません。

探偵事務所にはあらかじめそういった機材が揃っているので、いらぬ出費で疑いをかけられる心配もありません。

(3)相談もできる

以前は探偵事務所と言えば単に調査するだけで終わるところが多かったのですが、最近の探偵事務所では、カウンセリングも併設しているところが多くあります。

また、探偵事務所では実際の浮気調査を数多くこなしているので、あらゆるパターンを熟知しています。

「この人だったら、大丈夫ですよ」

「このタイプは懲りないかもしれませんね」

など具体的なアドバイスがもらえるので、参考にもなります。

(4)調査報告書も証拠になる

探偵事務所に依頼するメリットとして、調査報告書が証拠になるという点があります。

6、証拠を集めたらどうすればいい?

証拠を集めたら、次は話し合いです。話し合いには三段階あります。順を追って見て行きましょう。

(1)二人での話し合い

パートナーとあなた、二人で話し合う場合です。浮気相手に対してどう考えているのか、この先どうするのかを話し合いましょう。

①浮気相手と別れる

浮気が遊びである場合、この選択肢を取ることが最も多いです。パートナーや浮気相手にはペナルティを課し、元の関係に戻ることができます。

婚約状態や結婚している場合には、浮気相手とパートナーに対し慰謝料を請求することができます。

②パートナーと別れる

パートナーが浮気相手に本気である場合、あなたとの別れを切り出される可能性もあります。

この時にも、婚約していたり結婚している場合には、パートナーや浮気相手に慰謝料を請求できます。

一般的にあなたとパートナーが別れない場合より、別れた場合の方が、慰謝料が増額される傾向にあります。

(2)調停での話し合い

婚姻関係にあり、かつ二人きりでの話し合いあいが円満に終わらない場合、調停での話し合いとなります。

夫婦関係調停には夫婦関係を改善するための「円満調停」と離婚を視野に入れた「離婚調停」があります。

①円満調停

夫婦関係をこの先よくするためにはどうすればいいのか話し合うための調停です。

この時申し立てる方には、「夫婦をやり直す」という意思があります。第三者である調停委員を通すことで、理性的な話し合いができます。

②離婚調停

離婚をする場合に諸条件を整えるのが離婚調停です。この場合、浮気の証拠を持っているあなたが有利になり話を進めることができます。

この場合、注意しなければいけないのは、「離婚の原因と親権の行方は関係がない」という点です。

財産分与や慰謝料はあなたが優位になるでしょうが、親権では子供の福祉が優先されるため、離婚原因よりも離婚前に子供の面倒を見ていたのはどちらなのか、離婚後に子供の養育環境は整っているのはどちらかが重視されます。

(3)裁判へ

調停での話し合いが難航した場合、裁判へ移行するケースも珍しくありません。この時も、浮気の証拠を持っている方が有利です。

まとめ

いかがですか?今回は浮気の証拠の重要性と集め方についてお話させていただきました。この記事が浮気の証拠集めの参考になれば幸いです。