パートナーの浮気発覚!離婚する?しない?決断のポイントとは

離婚

パートナーの浮気が発覚すると、とっさに脳裏をよぎるのは「離婚」の二文字ですね。ですが、「それで離婚していいの?」と迷うのも事実。

この記事では、配偶者の浮気が発覚したらどうすればいいのか、離婚する・しないの決断のポイントや自分が浮気した側だった場合に覚悟すべきことについてお話します。

あなたにとってより良い決断の参考になれば幸いです。

1、パートナーが浮気しているとどうやって見分ける?

なんだか最近行動がおかしい……浮気しているのでは?と思っても、なかなか確信が得られませんよね。浮気をしているのでは、と思ったら、どうやって白黒をつければいいのでしょう。

(1)行動をチェックする

パートナーの行動が以前と変わらないかチェックしてみましょう。帰りが遅くなったり、やたら残業が増えたり、スマホを見る時間が極端に増えたりしたら、浮気をしているかもしれません。

(2)見慣れぬ下着はない?

クローゼットの奥やベッドの下などに、見慣れない下着や靴下が隠されていれば、浮気をしている可能性が非常に高いと言えます。

また、急に服の趣味が変わったり、お洒落に気を遣うようになっても「誰か見せたい相手がいる」と考えられます。

(3)夫婦生活は?

夫婦生活は以前と変わりないでしょうか?極端に回数が減ったり、拒否をされている場合、浮気相手に操を立てていると考えられます。

(4)スマホは見せてくれる?

今まではリビングに置いていたスマホを常に身に付けるようになったり、ロックをかけるようになったら「見せたくないものがある」というサインかもしれません。

これらに当てはまった場合、浮気をしている可能性が高いと言えます。自分で浮気現場を押さえられればいいのですが、自信がない場合、探偵事務所に依頼をしてもいいでしょう。

2、パートナーの浮気が発覚!離婚する?しない?

パートナーが浮気をしているとわかったら、その後の対応を決める必要がありますね。ここでは、浮気が確定したらすべきことについてお話します。

(1)まずは何より証拠の確保

パートナーが浮気しているとわかったからといって、すぐに問い詰めてはいけません。まずは、相手に気付かれないよう浮気をしている証拠を集めましょう。

証拠が必要な理由は、第一に客観的な証拠があることで、パートナーがとぼけることができないようにすることと、第二に将来的に調停や裁判になった時に必要になるからです。

「調停や裁判なんて大袈裟な」と思われるかもしれませんが、浮気や離婚の話は当人同士で結論が出ないと裁判所に場を移すことも珍しくありません。

今、パートナーが油断しているうちに証拠を集めてしまいましょう。一般的に、証拠として扱われるのは下記のものです。

①浮気相手と会っている写真や動画

腕を組んでラブホテルに入るところだったり、キスをしているなど「通常の友人関係ではない」と一目見てわかる写真や動画は重要な証拠になります。

②浮気相手とのラブラブなメールやSNSでのやりとり

LINEやメールで愛を語り合っているログも証拠となります。読んだあなたは不快かもしれませんが、後に役立ちますので保存しておきましょう。

FACEBOOKなどログイン時にパスワードを求められるものに無断でログインすると、不正アクセス禁止法に抵触する恐れがありますので、十分に注意しましょう。

③浮気相手との会話を録音したもの

浮気相手との会話を録音した音源も証拠として扱われます。

自宅内に録音器を置く分には構いませんが、電話を盗聴すると法に抵触する恐れがありますので探偵などの専門家に相談のうえ実施しましょう。

④自分で証拠を押さえるのが難しいと思ったら

「自分が尾行したらバレてしまう」「うまく写真が撮れる自信がない…」という時は、プロである探偵事務所に依頼しましょう。

こういった調査には慣れていますし、法廷で通用する証拠も押さえてくれます。初回相談は無料のところもあるので、相談だけでもしてみましょう。

(2)離婚するかしないかの決断ポイント

証拠を押さえたら、自分がどうしたいのかよく考えましょう。パートナーを許して再び夫婦生活を続けられるのか、それとも離婚か……。

ここでは、離婚するかしないかを決める時のポイントについてお話します。

①経済力

家計を主に支えているのはどちらでしょう。そして、離婚後に自分の生活を維持できるだけの収入はあるのか考えてみましょう。

②子供のこと

子供がいる場合には、子供の気持ちも考えましょう。その上で父として母としてはどうであったか、今までの生活を振り返ってみましょう。

もし離婚となった場合、子供はどうなるのか、育てていける経済力や環境があるのか確認してください。

③相手の態度

浮気がバレた時のパートナーの態度にも注目しましょう。素直に詫びるのか、「自分は悪くない」と逃げるのか、逆切れするのかで心証が違いますよね。

パートナーの態度を見てこの先一緒にいられるか考えましょう。

(3)離婚せずにペナルティを課す

「浮気は許せないけど離婚したくない!」という場合には、パートナーにペナルティを与えてもいいでしょう。

好きなバッグを買ってもらうのもいいですし、金銭的な要求や家族サービスを増やすことを誓わせるというケースもあります。

あまりに重すぎるペナルティはパートナーが逃げ出す恐れがありますので、ほどほどにしておきましょう。

3、離婚となったら決めなければいけないこと

もし浮気が原因で離婚となれば、さまざまなことを決めなければなりません。ここでは、具体的にどんなことを決めるのかご紹介していきます。

(1)子供の親権

子供がいる場合、離婚後にどちらが子供を養育するのか決める必要があります。子供を監護し、養育する権利が「親権」です。

日本では離婚後の父母それぞれが親権を持つことは認められておらず、離婚する際にどちらか片方が親権をもつよう定められています。

①浮気と親権は関係ない!

「相手の浮気で離婚なのだから、当然親権はこちら!」と考えていませんか?実は、離婚の理由と親権は全く関係がないのです。

ですので、あなたがもし父親である場合、親権を得るのは相当難しくなります。日本では8割以上母親が親権を得ています。

最近では父親に親権が渡るケースも増えてきましたが、まだまだ母性神話が根強く残っています。

ただこれは法廷にまで話がいった場合ですので、夫婦間の話し合いで済む場合には二人で協議した上で親権者を決めることができます。

また、法廷では15歳以上の子供がいる場合、子供の意思が尊重されます。

②養育費と面会権

子供の親権が決まったら、次は養育費と面会について決めましょう。養育費は子供が成長するのに必要な費用を一部負担するもので、親権者ではない親が支払います。

養育費の額は、それぞれの収入の差や子供の年齢によって異なります。

<例>

父親の年収500万円 母親が専業主婦 0歳児がいる場合……養育費は月6~8万円

父親の年収500万円 母親の年収300万円 7歳児がいる場合……養育費は月4~6万円

養育費の額を決定するには、裁判所にある養育費算定表を参考にすると良いでしょう。

<養育費算定表>

http://www.courts.go.jp/tokyo-f/vcms_lf/santeihyo.pdf

また、養育費とセットで話し合われることが多いのが面会交流権についてです。これは親権を得られなかった親と子供が会う権利になります。

よくあるのが、「養育費が滞れば面会も中止する」というケース。

養育費が支払われないことが多いので、こういった形で支払いが滞らないよう防止策を作ることもあるようですが、面会交流権は子供の権利でもあります。

父母間の大人の事情で面会交流を制限することは認められません。養育費を回収するためには、養育費についての定めを文書にし、さらに公正証書にしておくとよいでしょう。

(2)財産分与

結婚後に夫婦で培った財産は「共有財産」と呼ばれ、二人のものだとみなされます。離婚する時には、この共有財産を分ける必要があるのです。

このことを「財産分与」と呼びます。では、どんなものを分けるのか見てみましょう。

①家や車などの資産

住んでいる家や家具、車も共有財産です。マイホームでローンが残っている場合、基本的には家の権利を持っているほうがローンを支払うことになります。

ただし、浮気が原因で離婚する場合、浮気した側が慰謝料代わりにローンを負うというケースもあります。

②証券や保険など

株や保険なども結婚後に購入した場合には、共有財産になります。

③年金分割って?

離婚の際によく話題になるのが年金分割です。結婚している間は、給与の多い方が年金を多く支払っています。

そうなると、給与の多い方に年金の支払い実績が多く残ってしまうため、受け取る年金に差が出てしまうのです。この実績を分け合うことを年金分割と呼びます。

④ペットはどうする?

ペットも共有財産にあたります。ペットについても離婚後どちらが引き取るのか協議する必要があります。

⑤マイナスの財産は?

住宅や車のローンなど、マイナスの財産も分けることになります。基本的には家なら家、車なら車の名義人がそのままローンを引き継ぐケースがほとんどです。

ただし、結婚前からの借金や個人の趣味のために作った借金については、分ける必要はありません。

⑥共有財産にあたらないもの

結婚前の預貯金は、共有財産ではありません。また、相続した遺産も分ける必要はありません。

共有財産は「夫婦で協力して得た財産」を分けるものなので、夫婦の協力がない財産は分与の対象とはならないのです。

4、あなたが浮気した側だったら

これまでは浮気された側の視点でお話をしてきました。ですが、もしあなたが浮気をした側だったらどうでしょう。

ここでは、浮気をした側が離婚を考えている場合や離婚を切り出された場合についてお話します。

(1)離婚を切り出されている場合

配偶者に浮気を知られ、離婚を切り出されるというのは珍しい話ではありません。「浮気はしたけど、離婚はしたくない!」と思う人もいれば、その逆もあるでしょう。

ここでは、離婚を切り出された方のリアクション別にすべきことをお話します。

①離婚に応じる

「離婚してもいい」と思った場合には、財産分与や親権について話し合います。条件がまとまれば、離婚に応じましょう。

②離婚を回避したい

離婚はしたくない場合、まずは誠心誠意謝るしかありません。その上で、パートナーの課すペナルティを受けましょう。

また、浮気相手との関係を絶つことも必要です。具体的には、

  • 浮気相手に別れを告げる
  • 浮気相手の連絡先を配偶者の目の前で消す
  • スマホを新しいものに変え、電話番号やメールアドレスを変更する(浮気相手からの連絡を防ぐため)

です。

パートナーが浮気相手からの直接の謝罪を求めることも考えられます。離婚を回避したい場合には、可能な限りパートナーの要求に応えましょう。

また、家族のために尽くす姿勢を見せるのも大切なことです。今まで浮気相手に使っていた時間を家族に向けるよう心がけましょう。

すぐに許されるとは限りません。「謝っているのに許さない!」と腹を立てず、長期間かかるものだと思っておいたほうが賢明です。

(2)離婚を考えている場合

浮気相手に本気になり、配偶者との別れを決意することもあるでしょう。そんな時に知っておくべきポイントについてまとめました。

①有責配偶者からは離婚請求できない

浮気は法律上「不貞行為」となり、離婚の原因はあなた自身にある(有責配偶者)ことになります。そして、有責配偶者からは離婚を請求することができないのです。

ただし、こちらは法律上の話ですので、夫婦二人で話し合って離婚する場合には問題ありません。

②慰謝料を請求される可能性が高い

配偶者からあなたやあなたの浮気相手に対し、慰謝料を請求されると覚悟しておきましょう。

浮気相手にも支払う覚悟があれば良いのですが、「こうなるなんて聞いていない!」とパニックになるケースもあります。そういったことがないよう、あらかじめ話し合っておきましょう。

②配偶者に「Yes」と言わせるには

浮気が原因で離婚となれば、配偶者が拒否する可能性もあります。

単純に自分が捨てられることが許せず、あなた一人が幸せになることを認めたくないケースや、子供がいる場合には「どんな形でも両親が揃っていた方がいい」と考えるケースです。

また、あなたにとって覚悟したことでも、配偶者にとっては青天の霹靂でしょうから、考える時間は十分に与えたほうがいいでしょう。

その上でどんな条件ならば離婚に応じてくれるのか、ひとつずつ条件を確認していきましょう。

カップルが結婚する際に、結婚の準備を始めてから挙式まで半年から1年かかりますが、離婚の時にはもっと時間がかかる場合がほとんどです。

条件がそろわない場合は離婚調停という手もありますが、先に述べた通り、有責側からは離婚請求ができません。

配偶者が離婚を拒めば長期戦は必至なので、可能な限り相手に有利な条件を提案しましょう。

まとめ

いかがですか?今回は配偶者の浮気で離婚を考えた時の決断のポイントや、離婚を切り出された場合などについてお話させていただきました。

この記事が、浮気で離婚を考えている方の参考になれば幸いです。