不倫の調査ってどんなもの?調べるポイントと確実な証拠を掴むコツ

調査

結婚している身でありながら、パートナー以外の異性と関係を持つことを「不倫」と呼びます。もし配偶者に不倫をされたら、どんな方法で調べることが出来るのでしょう。

この記事では、RCL探偵事務所に所属するプロの探偵が、不倫の調査方法や自分でもできる調べ方、調停や裁判でも通用する証拠の押さえ方についてお話します。

1、パートナーが不倫していると思ったら

「なんだか最近、妻の様子がおかしい」「夫の態度がよそよそしい」と思ったら、浮気の兆候かもしれません。ここでは、セルフチェックで不倫しているかどうかを確認してみましょう。

(1)妻の行動が怪しいと思った時のチェックポイント

①身体的な接触を拒む

女性が不倫をした時の特徴として、夫からのスキンシップを拒むという点があります。

キスやハグ、セックスなどを理由なく拒まれ、拒否する期間が長く続くようであれば、不倫を疑ってもいいでしょう。

②スマホを見せなくなった

今までは無防備に置いていたスマホを常に持ち歩くようになったり、ロックがかかるようになれば要注意です。夫に知られては困るやり取りをしている可能性があります。

③服や化粧の趣味が変わった

口紅や髪の色が派手になったり、長かった髪をバッサリ切ったりなど、服や化粧の趣味が突然変わったら不倫相手に合わせているからかもしれません。

特に見たことのない下着が増えたら、可能性が高いと言えます。妻の様子をよく観察しましょう。

(2)夫の行動が怪しいと思った時のチェックポイント

①シャツに残り香がないか

夫の不倫に妻が気づくポイントとして、シャツの残り香があります。不倫相手が香水を使ってマーキングしたり、わざとグロスをつけていたりするケースもあるのです。

また、帰宅した夫からシャンプーの香りがしたりなど、「普段と違う匂い」から不倫が発覚するケースも多々あります。夫の服や持ち物に変化がないか注意してみましょう。

②財布の中に「おかしい」レシートはない?

不倫相手に品物を買った場合、レシートまで処分しない男性は意外と多いもの。財布やゴミ箱に「おかしい」レシートはないかチェックしてみましょう。

例えば、出張に出かけたはずの日のホテルのレシートが観光地のものだったというケースもあります。車を使って出かけた場合にはETCの履歴もチェックしてみましょう。

③車の座席の位置は?

助手席に不倫相手を乗せていた場合、シートの位置が変えられていることもあります。車に乗って違和感を覚えたら、なぜ違和感を感じたのかその理由を探りましょう。

2、不倫の証拠を掴むには

不倫には、証拠が必要です。いくら当人が不倫を認めたとしても、いざ話し合いとなれば口裏を合わせてシラを切られてしまう可能性もあります。

さらに、条件に折り合いがつかなければ、将来的に調停や裁判に発展する可能性もあります。

そうなった時には、「この二人は不倫をしていた」という事実が第三者の目にも明らかにする必要があります。そのための証拠です。

ここでは、実際に調停や裁判になった場合に認められる証拠は何かについてお話しいたします。

(1)どんな証拠が必要?

不倫は法的には「不貞行為」となります。不貞行為とは、配偶者以外の異性と性的な関係を持つことを指します。ですので、証拠は「肉体関係があった。

あるいはあったと類推されるもの」となります。

①ラブホテルなどへの出入りの写真・画像

シティホテルやラブホテル、不倫相手や自分の自宅への出入り写真は「肉体関係があったと類推する」証拠として認められます。

ただし、入ってすぐ出てきた場合は、行為に至る時間が不足していたとみなされ、証拠として認められない場合もあります。

入る時の写真、出てくるところの写真、あとその滞在時間が大切になります。また、スマホの写真などのデジタルデータは、すぐに改竄できるために認められない傾向にあります。

フィルム式のカメラで撮影したものにしましょう。

②SNSやメールのやり取り

肉体関係があったと思わせるやり取りも証拠として認められる可能性があります。

ただし、ログイン時にパスワードを求めるサイトに勝手にログインした場合、こちらが法に抵触する可能性がありますので十分に気をつけましょう。

ただメール、LINEのやり取りだけでは、言葉遊び等いくらでも言い訳ができるものは状況証拠としてしか通用しない場合がありますので、やはり言い訳のきかない写真が必要になります。

③録音テープ

不倫をしたことや肉体関係があったことを認める発言を録音したテープも証拠として認められます。

ただし、こちらもデジタルデータは改変しやすいという理由から、採用されにくい傾向にあります。また、電話を録音した場合には法に抵触する可能性もありますので、注意が必要です。

(2)自分で証拠を押さえるには

自分で証拠を抑えようと思ったら、まずは機材を用意する必要があります。フィルム式のカメラやテープ式の録音機を用意しましょう。

また、パートナーの行動パターンを調べることも重要です。

「この日に不倫をしている」という目処がついたら、後をつけるなどして証拠を押さえましょう。但し、尾行にしても張り込みにしても簡単なものではありません。

まして証拠として有効な写真を撮るとなるとそれなりの機材と技術が必要になります。

うまくいけば良いのですが、相手に気が付かれた場合それ以降証拠を撮る事がかなり大変になる場合がある事は理解しておく必要があります。

(3)自分では難しいと思ったら

自分が仕事をしていて調査のための時間がとれなかったり、パートナーが不倫相手といつどこで会っているのか判断がつかない場合もあるでしょう。

そんな時には、プロである探偵事務所に依頼することをお勧めします。探偵事務所では具体的にどんな調査をしてくれるのか、次の項目でご紹介します。

3、不倫調査ってどんなもの?

日常で探偵を使う人はほとんどいませんね。

「探偵を雇いたいけど、具体的に何をしてくれるのかわからない」「料金が適正かどうかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

ここでは、実際に探偵事務所で働いている現役の探偵が、不倫調査についてお話しします。

(1)探偵事務所で行われる不倫調査の流れ

まず、不倫調査はどんな流れで行われるのかご紹介します。RCLの場合だと、次のような手順で調査がされます。

①最初に電話問い合わせ

いきなり探偵事務所を訪問せずに、まずは電話で問い合わせをしましょう。最初に調査をする、しないを決めていなくても構いません。

「配偶者が不倫をしているかもしれない」という疑いだけで十分です。来社できるタイミングをご相談していただき、訪問日時を決めます。

②ご相談・お見積り

実際に探偵事務所にお越しいただき、より詳細なお話しを伺います。その時にお持ちの情報量によって、調査の期間や内容は異なります。

そういった点を踏まえつつ、見積りを出させていただきます。

③調査開始

契約が成立すれば、調査がスタートします。不倫の事実の有無の確認、不貞が確認できた場合は法的に有効な証拠の収集、不貞相手の自宅、勤務先などを調べます。

④調査報告書の提出

調査が終了すれば、調査報告書を作成し、依頼者様に提出いたします。

実ははここからがとても大切になります。時間とお金を掛けて手にした証拠をいかに使うかが問題です。

ご主人に突き付けて「浮気していたでしょう!!」と認めさせ、謝罪をさせても、有利な離婚にも、やり直しにもなりません。やはりやり方があります。

探偵事務所の中には、単に調査をして報告書を郵送して終わるところも多いですが、カウンセリングや弁護士の紹介もしてくれるところもあります。

配偶者の不倫となると、周囲に相談できず一人で悩まれる方が多いのが現状です。ご自身が探偵事務所に求めるものは何か、よく考えて探偵事務所を選びましょう。

(2)不倫調査は具体的にどんなことをするの?

不倫調査と一言で言っても、具体的にどんなことをするのでしょうか。不倫調査の内容について具体的にご紹介します。

①行動調査

行動調査とは、人の動きを調べることです。パートナーの行き先や、立ち寄った場所、不倫相手とどこで会っているのかなどを行動から調査します。

不倫相手の自宅住所などがわからない場合、パートナーと密会している場所から尾行相手を不倫相手に切り替え、不倫相手を尾行することでその自宅を割り出します。

②人物調査

パートナーの不倫相手がどのような人物かを調べます。特に住所氏名は訴状を送るのに必要なので、この二つをまずは把握します。他に必要なのは、勤務先や家族構成などです。

勤務先は内容証明を送る際に送付先の一つにできます。

③証拠調査

尾行調査などと並行して、証拠を押さえていきます。1度の不倫現場を押さえただけでは、「不倫の継続性」を立証することは困難です。

証拠を押さえてすぐに調査が終わらないのは「定期的に会ってる」「継続した関係である」という事実を立証するためです。

(3)探偵事務所に依頼するメリット

①バレない

自分で調査をする場合、パートナーにバレるリスクが常につきまといます。

探偵事務所に依頼した場合、相手はプロですし、パートナーに顔を知られていない分、調査がバレるリスクが低くなります。

②裁判所で使える証拠にしてくれる

探偵事務所にはあらかじめ機材が揃っているので、調停や裁判でも通用する証拠を用意してくれます。

また、調査報告自体にも証拠能力がありますので、こちらも探偵事務所に依頼するメリットと言えそうです。

4、不倫が発覚したらどうする

調査をし、「不倫をしているのでは」という疑いが確信に至ったら、どうすればいいのでしょう。ここでは、不倫が確定してからすべきことについてお話します。

(1)結末のパターンを知ろう

「不倫の末、離婚」という話はよく聞きますが、本当に不倫がわかったら離婚しかないのでしょうか。当社を訪れる依頼者様が選ぶ道は、必ずしも離婚とは限りません。

特にお子様がいる場合には、8割の方がやり直す道を選びます。まずは、どんな選択肢があるかを知っておきましょう。

①離婚はせず、夫婦として歩む

離婚せず、夫婦関係の継続を望んだ人の中で「悔しくても愛が残っている」と答えた人は31.4%でした(RCL探偵事務所依頼者アンケート調査結果)。

②離婚はせず、仮面夫婦として過ごす

夫婦としては終わってしまっていても、子供のために親としての役割が必要だと考えた場合、仮面夫婦として過ごすケースもあります。

「子供のことを第一に考える」と答えた人は61.8%になります。子供の父と母として、家庭という形を維持したいと考える人が多いようです。

こちらは子供が独り立ちしたら離婚する可能性も少なくありません。

③離婚はせず、別居する

パートナーに経済的な価値があったり、不倫は許せないが不倫相手と一緒になることはもっと許せないという場合、婚姻関係を継続しつつも別居し事実上の夫婦関係は破綻させるという選択肢を取る人もいます。

不倫は「不貞行為」となり、有責配偶者であるパートナーからの離婚請求はできません。

3年ほど別居をしていれば婚姻関係の破綻とみなされ離婚が認められるケースもありますが、すぐに結婚させないことで溜飲を下げる人もいます。

④離婚する

パートナーの裏切りを許せない場合、離婚という選択肢を取る人もいます。子供がいる場合には、親権をどうするのかなども協議が必要です。

また、不倫したパートナーと不倫相手に対し、慰謝料を請求することができます。もっとも、不倫相手には離婚しなくても慰謝料を請求することはできます。

(2)自分と家族がどうなりたいのかを考える

パートナーが不倫しているとなったら、今後の夫婦関係をどうしたいのか考えましょう。

  • 不倫を許せるのか否か
  • それはペナルティを課せば許せるのか、どうあがいても許せないのか
  • 子供はどうするのか

パートナーに不倫された場合、「これが正解」という選択肢はありません。

「一度の不倫ぐらいで」と言われることもありますが、自分が許せなければどうしようもないのです。まずは自分がどうしたいのかを考えてみましょう。

(3)話し合いをする

自分の意思が決まったら、話し合いをしましょう。ここでは、話し合いのパターンについてお話しします。

①夫婦二人で

冷静に話し合えるのならば、夫婦二人で話し合ってもいいでしょう。自宅内だと激高する恐れがある場合には、ファミレスなど周囲に人目がある環境を選んでもいいかもしれません。

②調停で話し合う

当事者同士での対話が難しい場合、家庭裁判所に夫婦関係調整の申し立てをすることができます。

こちらは夫婦関係をやり直すための「円満調停」と将来離婚を視野に入れた「離婚調停」があります。

調停では直接やりとりはせず、調停委員を挟んでお互いの条件や希望を話し合うことになります。

また「離婚調停を申し入れたのだから、絶対に離婚しなければならない」ということはありません。互いの主張を聞くうちに、本来と違った結論になってもいいのです。

③裁判で争う

調停での話し合いが不調に終わった場合には、裁判へと移行します。よくあるのが、「お互いに離婚に同意はしているけれど、親権を譲らない」というケースです。

裁判では、不倫調査によって得られた証拠が認められます。

親権についても争っている場合に、もし、パートナーが不倫中に育児を放棄していることがあれば、その証拠も押さえておきましょう。

まとめ 

いかがですか?今回は不倫の調査方法と探偵事務所に依頼した場合のメリット、実際に不倫が発覚したらなどについてお話しさせていただきました。

パートナーが不倫したとなれば、そのまま黙って過ごすことはできません。この記事が、あなたとあなたの家族にとってより良い選択の参考になれば幸いです。